2019年版外商投資参入ネガティブリストは、2018年版の体裁を維持したうえで、ネガティブリストの長さを削減し、新たな開放措置を打ち出した。なかでも、全国版の外商投資参入ネガティブリストの項目は48項目から40項目に削減、自由貿易試験区版は45項目から37項目に削減された。
今年3月に発表された『外商投資法』では、「国家は外商投資に対して参入前内国民待遇+ネガティブリストの管理制度を実施する」と明記されている。改革の成果を法律としてまとめ上げることで、外資参入ネガティブリストと関連制度の実施について法的根拠を提供した。
2019年版外商投資参入ネガティブリストは、7月30日に施行される。発改委は商務部などの政府部門や各地方政府と共に、新たなネガティブリストに関する取り組みを真摯に実行する」。同関係者は、「新たな開放措置に関する法規や文書の調整について、政府は順次改訂や廃止を進め、政策の一貫性を高める。年内には、外商投資参入ネガティブリスト以外の規制を全面的に撤廃する予定だ」としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月1日