米『フォーブス』ウェブサイトは6月30日、「貿易戦争から打撃を受ける米国の対中輸出製品6種」と題する記事を掲載した。米中首脳が先週末に経済・貿易協議の再開で同意したことは、世界に二大経済国間の貿易戦争が終結するとの期待を抱かせ、6種の製品を扱う米国の輸出業者にかすかな望みが生じた。
今年の米国の輸出額が0.58%増となる一方、対中輸出は19.86%減少し、特に大豆、石油、石油ガス、スクラップ銅、綿花、自動車が大きな損害を受けている。
2018年1-4月に比べ、米国の石油輸出の減少額が最も高く、30億米ドルから5億1307万米ドルに24億9千万米ドル減少した。2018年の米国の石油輸出額に占める中国の割合は11%だったが、2019年の現時点で中国の輸入はわずか2.6%にとどまる。82.93%の低下は、過去最大に違いない。