情報によると、医療手術ロボットの遠隔応用は十数年の発展を経た。今や5G技術により高画質4K動画をスムーズに伝送し、手術ロボットの遠隔制御信号をリアルタイムかつ安定的に伝送できるようになった。これにより遠隔操作ロボットの手術が実際に応用され、医師の能力を最大限に引き出せるようになった。医師は将来的に5G+天璣整形外科手術ロボットという高性能の「武器」を手にし、各地の医師と交流し遠隔指導を行うほか、5G通信を利用しロボットの遠隔手術を直接コントロールできるようになる。手術の質と安全性を大幅に高めると同時に、過疎地の患者が現地でトップレベルの専門家による遠隔手術を受けられるようになる。
また工業情報化部と国家衛生健康委員会からの働きかけを受け、全国で20以上の病院が整形外科手術ロボット応用センターの活動に参加している。300以上の病院を集めプロジェクトを展開する予定。これは医療サービスの質向上、クラス別診療制度の実行、医療技術均等化に対して重要な意義を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年7月2日