中国工業情報化部(工信部)の最新統計によると、2019年1~5月の一定規模以上のインターネットおよび関連サービス企業の売上高は、前年同期比19.4%増の4282億元に上った。1~3月を2ポイント上回る伸び率だった。
工信部は、インターネット関連企業はネット配信音楽や動画コンテンツ、観光、生活関連サービス、公共サービスプラットフォームなどの分野で次々にアプリケーションを生み出しており、こうしたことが着実な売上拡大につながったと説明した。
――情報サービスの伸びが回復
事業別では、1~5月は情報サービスの伸びが回復。ネット配信音楽や動画、オンラインゲーム、ニュース、ページ閲覧などの情報サービスの売上高は前年同期比21%増の2978億元に上った。1~3月を3.8ポイント上回る伸び率で、全体の売上高に占める割合は69.5%に上った。
――インターネット・プラットフォームサービスは高い成長を維持
1~5月の生産サービス・プラットフォーム、生活サービス・プラットフォーム、科学技術イノベーション・プラットフォーム、公共サービス・プラットフォームの提供を主力とする企業の売上高は、前年同期比17.9%増903.9億元だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月3日