モナコは地中海北岸に位置し、中国から遠く離れているが、1995年の国交樹立意向、二国間貿易が安定的に成長している。近年はデジタル経済及びモバイル通信事業の交流が特に活発で、緊密な協力関係を築いている。ファーウェイとモナコテレコムは2012年より事業提携を開始した。モナコはこれにて世界初の1000M級固定ネットワーク事業、1000M級モバイルネットワーク事業を展開する世界初の国になった。モナコテレコムは昨年9月にファーウェイと正式に5G協力協定に署名し、モナコの5Gフルカバー実現に向け取り組むことを決定した。双方は今年2月に正式に5G協力了解覚書に署名した。
モナコテレコムのマルティン・ペロネCEOは「ファーウェイは卓越した技術、革新的な理念を持つ。当社は3・4G時代からファーウェイとの提携を選択していた。双方の今回の協力は、モナコのデジタル化の未来を築く」と述べた。ファーウェイの郭平・輪番会長は「当社はモナコテレコムの長期的な技術協力パートナーだ。双方の協力はモナコ企業及び国民により良いデジタル化サービスをもたらし、他国の5Gとスマート都市の融合の見本になる」と述べた。
マルティン・ペロネ氏は「これは新たなスタートラインだ。5Gがもたらすのはスピードだけではなく、コンテンツと形式の深い変化も伴う。モナコはデジタル化モデルチェンジの先行者で、ファーウェイの先進的な技術を利用し、真の5Gスマート国をつくる。モナコの政府・企業・国民により高品質のサービスを提供する」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年7月11日