中国国家統計局のウェブサイトで発表された情報によると、今年上半期の中国の国内総生産(GDP)の速報値は45兆933億元で、比較可能な価格で計算すると前年同期比6.3%増となった。四半期別に見ると、第1四半期は前年同期比6.4%増、第2四半期は6.2%増。産業別に見ると、第一次産業付加価値額は3.0%増の2兆3207億元、第二次産業は5.8%増の17兆9984億元、第三次産業は7.0%増の24兆7743億元。
経済構造の改善が続いている。第三次産業付加価値額がGDPに占める割合は上半期に54.9%に達し、前年同期比0.5ポイント増となり、第二次産業を15.0ポイント上回った。第三次産業の成長のGDP成長に対する寄与率は60.3%で、第二次産業を23.2ポイント上回った。一定規模以上工業のうち戦略的新興産業とハイテク産業が高い成長率を維持した。最終消費支出の成長の経済成長への寄与率は60.1%。全住民の最終消費支出のうちサービス消費が占める割合が49.4%で、前年同期比で0.6ポイント増となった。
全体的に見ると、上半期の国民経済は合理的な区間内を推移し、全体的に安定し、安定しつつ前進する発展の流れを続けた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月15日