米国側の「中国との合意までの道は遠い」の論調について中国外交部がコメント

米国側の「中国との合意までの道は遠い」の論調について中国外交部がコメント。

タグ:中米貿易摩擦

発信時間:2019-07-18 10:33:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 「中国側と経済貿易の合意に達するまでにはまだ長い道を歩む必要がある」と米国側が表明した件について、中国外交部の耿爽報道官は17日の定例記者会見で、「千里の道も一歩から」と述べた。また米国側が新たに関税を引き上げた場合、それは双方の経済貿易協議の障害になることは間違いなく、合意に到る道をさらに遠くするばかりだと指摘した。


 記者からは「トランプ米大統領は16日、米国が中国と貿易の合意に達しようとするならば、まだ長い道を歩まなければならないが、必要であれば3250億ドル分の中国製品の関税を引き上げる可能性があると述べた。中国側はこれについてどのように論評するか」という質問があった。耿氏は次のように回答した。


 中国側は終始、対話と協議により中米経済貿易摩擦を解消するよう主張しており、経済貿易協議に対して終始誠意を持っている。米国側は現在、合意に達するまで長い道を歩む必要があると考えているが、中国にはこれに答える「千里の道も一歩から」という言葉がある。道がどれほど長くても、足を動かししっかり前進すれば、いつか終点にたどり着ける。


 米国側が決意と強い意志を示し、相互尊重及び平等を踏まえた上で中国側と共に努力し、経済貿易の互恵とウィンウィンの合意に達するよう目指すことを願う。


 米国側の新たな関税の脅迫について、中国側はこれまで何度も自国の利益を守る揺るぎなき立場を示している。米国側が新たに関税を引き上げた場合、それは双方の経済貿易協議の障害になることは間違いなく、合意に到る道をさらに遠くするばかりだ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月18日


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