中国商務部対外投資・経済協力司の責任者が16日に発表した情報によると、中国域内投資家は今年上半期、世界151カ国・地域の域外企業3582社に非金融類直接投資を行った。投資額は前年同期比0.1%増の累計3468億元。6月は前年同月比6.3%増の637億3000万元。
中国の対外投資協力は上半期に安定的かつ健全な発展を維持し、次の特徴を示した。(1)「一帯一路」諸国との投資協力が積極的に推進された。中国企業は今年上半期、一帯一路沿線51カ国に新規投資を行い、計68億ドルで同期の総額の12.6%を占めた。(2)越境M&Aが安定的に発展した。中国企業による今年上半期の越境M&Aは161件で、取引総額は実質169億5000万ドルにのぼった。うち直接投資は92億2000万ドル。(3)対外投資構造が持続的に改善された。上半期の対外投資は主にリース・ビジネスサービス業、製造業、卸売・小売業、採鉱業、情報伝達・ソフト及び情報サービス業などに向けられた。(4)対外請負工事は大規模なプロジェクトが多く、現地の発展をけん引し、互恵とウィンウィンを実現した。
関連主幹部門が今年上半期に手続きを行った新設・M&A類対外投資企業は2440社で、中国側の契約投資額は495億ドル。増資類対外投資企業は613社で、中国側の契約投資額は140億1000万ドル。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月18日