経済 > 2兆元規模の減税 1兆元規模の市場主体が受益
2兆元規模の減税 1兆元規模の市場主体が受益。
タグ：減税 増値税
「増値税だけで今年600万元以上減免され、通年で保守的に見積もっても1260万元になる」。安徽省の某漢方薬有限公司の財務担当者の呉心峰氏は、「会社の経営陣は商品のグレードアップを計画している。税額減免で浮いた資金は後期開発に投入され、減税規模が大きくなるほど、発展の幅が広がる」と嬉しそうに話した。
今年に入り、2兆元規模の減税が実行され、史上最大の負担削減は企業の発展に活力を注いでいる。また、上半期の経済規模の安定した運行も支える。業界関係者は、下半期、周期に逆らった調整は減退せず、積極的な財政政策は引き続き効果を発揮し、減税と特別債の効果は続き、財政政策による経済牽引力が際立つと見ている。
減税は1兆元規模の市場主体に恩恵
今年初めの個人所得税、零細企業向け一般特恵関税制度、4月1日の増値税、5月1日の社会保険料の調整、7月1日の新ラウンド3000億元規模の税負担軽減など、一連の減税政策は市場主体の悩みと難点に焦点を当て、市場最大の税負担削減は経済の質の高い発展に活力を注いでいる。
「貴重な資金」となる減税は企業の予想と経営効果を大幅に改善し、「大衆創業、万衆創新」の内生的な原動力へと迅速に転化している。今年上半期の中国の1日平均新規企業登録数は1万9400社に達した。
財政部の最新のデータによると、今年上半期の全国の税収入の伸び率は2018年同期より13.5ポイント縮小した。
中国社会科学院財経戦略研究院の蒋震副研究員は、「減税は市場活性化に重要な役割を果たし、企業の税負担を軽減することで市場主体の利益、投資、消費の能力を根本から高め、予想の改善にもつながる。短期的な視点で言えば、減税は財政収入に影響し、中期的には課税基準の拡大の役割を発揮し、経済の活力放出を促し、長期的には財政収入と質の高い発展の能力を引き上げることができる」と話した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年7月18日
 |
|
 |
一覧同コラムの最新記事
