2019年中関村5G革新応用コンクールが北京市で始まった。北京市通信管理局の王暉副局長はその席上、「今年6月末現在、通信事業者3社が北京で5G基地局を5285基建設している。主に都市中心エリア、冬季五輪会場、世園会会場、北京大興国際空港などをカバーしている」と述べた。
王氏は「5Gは次世代情報通信技術の発展の中心的な方向で、IoEのデジタル化新時代を切り開く。スマート社会を構築し、デジタル経済を発展させ、経済の高品質発展を実現する重要な戦略的意義を持つ」との観点を示した。
北京市経済・情報化局の顧瑾栩チーフエンジニアは「5G技術の進展と応用シーンの掘り下げに伴い、北京市は5G実証応用普及をさらに強化する。文化・娯楽、動画監視、VR教育、スマート銀行などの垂直業界で5G技術と業界応用の深い結合を実現する。北京の5G実証応用により、全国の5G産業の革新的発展をけん引する」と述べた。
説明によると、北京市は2021年までに首都機能中心エリア、北京副都心、「三城一区」、ビジネス中心エリア(CBD)、オリンピックセンターなどの重点機能エリアの5Gネットワークのカバーを実現する見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月26日