「当社は、中国市場に大きな優位性、巨大な潜在力、強い消費需要があると考えている。一方、市場トレンドの変化もますます速くなっていることは、当社にとって挑戦であり、チャンスでもある。モンデリーズ・インターナショナルが今年から中国大陸や香港・澳門・台湾市場を大中華圏事業エリアに定め、グローバル本社へ直接報告を行っているのは、中国市場戦略を重視している証となる。当社は現在、蘇州にグローバル九大戦略研究開発センターの一つとしてビスケット・イノベーション研究開発センターを設立しており、中国の消費者に好まれるビスケットのイノベーション研究開発だけでなく、研究開発の成果を世界に広げていきたい」と話した。
スイスのイネオスが約19億元を投じて上海に地域本社を設立したほか、ドイツのシーメンスがドイツ国外では初となる人工知能ラボラトリーを北京に設立し、韓国のサムスンが半導体ハイエンドメモリーチップ第二期プロジェクトに西安で着手した。上半期の外資による中国進出を示すデータを裏付けとして、外資による中国での持続的な投資・興業が進んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月4日