近頃、「代行経済」起業プロジェクトに資本が集まっている。スーパー代理購入プロジェクト「即買送」は開始直後に1500万元のエンジェル投資を受けた。「e陪診」の創始者の岳建雄さんは、「中国で年間延べ33億人が受診し、北京だけで2億3000万人になる。地方から北京に来て受診する患者は1日70万人、67.5%の人に同伴者がいる。e陪診にとって、1%の人を引き込むことで60億元の市場になる。受診同伴代行の将来性は計り知れない」と豪語する。
様々な代行サービス
龔洪平さんによると、彼のチームは様々な代行サービスを提供している。例えば、代理購入、物品の速達(郵送、車での外地配達)、順番待ち代行、会社業務の代行(会社登録、変更、税申告、商標登録など)、車のナンバー手続き、名義変更、年次審査などがある。
そのほか、彼のチームは最近、「普通通知」と「クレイジー監督」サービスを打ち出し、顧客が要求する方法と時間に合わせて顧客に通知するサービスを開始した。サービス料は1回20元。
「代わりにトレーニングに行ってもらいたい」。先日、ある女性は龔洪平さんにWeChatでトレーニング代行サービスについて尋ね、7年近くの業務経験がある彼は腑に落ちない思いをした。
実は、この女性はネットで重慶市のあるトレーニングキャスターのダイエットプログラムを目にし、市内にそのキャスターのトレーニングルームがあることを知り、効果があるかどうか試してもらいたいというものだった。双方は話し合い、龔洪平さんは1カ月間代わりにトレーニングし、1回あたり100元を徴収し、トレーニングルームの利用費は依頼者が負担することで合意した。
トレーニングに行くたびに、龔洪平さんはSNSにログインし、トレーニング動画をシェアし、毎日の体重の変化をメッセージで送り、客に監督してもらった。
トレーニング代行の1回あたりの収入は100元で、「こんなことは初めて」と龔洪平さんは笑いながら話した。
また、「7年前に代行サービスを始めた時は家族から反対された。しかし長年の実績を通して、依頼者の多くが時間の関係で自分でできなかったり、緊急を要するということを知った。中にはよくわからず、お金を出してでも代わりにやってもらいたいという人もいる。重要なことに、かかる時間と費用にこだわらず、代行を頼む人もおり、彼らはより大きな価値を創造できる」と述べた。
怠け者経済と遊休経済の結合