米国の大豆在庫が過去最高に 「中国に代わるバイヤーを探すのは困難」

米国の大豆在庫が過去最高に 「中国に代わるバイヤーを探すのは困難」。

タグ:中米貿易摩擦

発信時間:2019-08-12 16:29:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 台湾メディアによると、米国産大豆に対する中国の需要が大きく減退し、米国の大豆農家は新たな市場を探さざるを得なくなっている。


 台湾の『経済日報』は8月8日、米国大豆輸出協会CEOのジム・サルトル氏が、今年末までに米国から中国へ輸出する大豆の量が約66%減少するとの見方を示し、「今年の対中輸出量はここ数年の3分の1に大きく落ち込むだろう」と話したと伝えた。


 報道によると、中国は米国にとって最大の大豆市場で、米国が輸出する大豆の6割は中国へと運ばれる。ジム・サルトル氏は、中国向け輸出の急減に対応するため、米国の大豆農家が代替市場を探さなければならず、米国の大豆在庫のうち半分が欧州、東南アジア、エジプト、バングラデシュ、パキスタンなどの新興市場に輸出されたとしている。


 ジム・サルトル氏は、米国から中国に輸出できない大豆を受け入れるバイヤーを探しているが、みつかることはないだろうと話す。米国農務省の試算によると、8月31日に迎える販売年度末の時点で、米国の大豆在庫は過去最高に上る見通しだ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月12日




TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで