中国のモバイルゲームが世界を席巻 農村4G普及が決め手

中国のモバイルゲームが世界を席巻 農村4G普及が決め手。

タグ:モバイルゲーム

発信時間:2019-08-13 13:42:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 このほど閉幕した「China Joy(CHINA DIGITAL ENTERTAINMENT EXPO & CONFERENCE、CDEC)2019」で、中国のゲーム人口6億人が奮い立つ情報が伝わった。CDECはリポートで、2019年上半期の中国独自開発ゲーム海外売上高は55億7千億元に達し、前年同期比で20.2%増加した。2018年の中国オリジナルオンラインゲーム売上高は世界の3分の1を占め、世界最大のゲーム輸出国となった。中国は如何にしてゲーム輸入大国から一躍ゲーム輸出大国となったのか?中国のゲームはモバイル時代でどのようにライバルを追い越したのか?


 西南証券チーフアナリストの張剛氏は、「中国のゲームの大逆転劇は携帯電話の普及と、集中的な4Gネットワークの配置に基づく」とし、「北米ならば都市部から遠く離れれば電波状況が非常に悪くなるはずだが、中国では農村でも4Gネットワークが張り巡らされているため、スマートフォンは場所を選ばず非常に安定して使用できる」と指摘。そして「高速ネットワークを基礎に、携帯電話を仕事や娯楽で広く使用できるうえ、中国は人口が多く市場の消費潜在力が大きいため、ゲーム産業、特にモバイルゲーム産業が勢いよく発展した」と語る。


 張剛氏はまた、「ビッグデータが広く応用されることで、ゲームもより効果的に普及する可能性がある」と語る。「例えば百度の検索記録や淘宝の購買記録から、業者がビッグデーター分析でゲーマーと判断した場合、常に新しいゲームをプッシュすることができる。ユーザー開拓の点からいえば、より的確で豊富なゲームをプッシュ可能で、中国の優位性を明らかに示している」という。


 七麦数据がChina Joy期間中に発表した「2019年中国携帯ゲーム産業白書」によると、2019年上半期は、中国・米国・オーストラリア・カナダ・インド・英国・日本・韓国の8カ国のApp Storeオンラインゲーム数比較では、米国が第1位、中国は第5位、韓国が最下位だった。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月13日



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