エコノミストは、「このところの世界経済の成長鈍化と中米貿易摩擦の激化により、米国経済の衰退リスクは確実に上昇する」と指摘する。米国商務省の統計によると、2019年第2四半期の米国経済成長率は第1四半期を大きく下回った。これは貿易摩擦がすでに米国の輸出と企業投資に悪影響を及ぼし、米国の経済成長の重荷になっていることを示す。エコノミストの間では、「貿易をめぐる緊張の高まりが企業マインドを直撃し、コストを増加させ、サプライチェーンに損害を与え、企業の収益力を削ぎ、消費者心理と支出に影響し、経済衰退リスクも高まる」との見方が広がっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月16日