8月17日、闘争の最前線に立つキャセイパシフィックが再び話題になった。
同日、『キャセイパシフィックグループ従業員の香港人宛の書』の文章がインターネット上で拡散した。キャセイパシフィックの従業員の公開書簡と見られるこれは扇動的な言論が多く、さらなる行動をとらなければ、「生死をかけた闘い」になるともしている。以前、キャセイパシフィックのパイロットが警察への暴動および従業員による警備員フライト情報の漏えいに参与したと明かされた。
8月18日、キャセイパシフィックはコメントを発表し、この件がキャセイパシフィックの従業員と関与しているかを現段階で実証できないが、会社は高く重視し、調査を展開しているとした。注目すべきは、7月17日から同社の株価は低下し続け、8月13日時点で28%暴落し、時価総額は100億香港ドル以上減少した点である。
ここ2カ月あまり、香港で暴動、対立事件が激化し、住民の生活と経済に大きな影響を及ぼしている。香港特区政府は8月16日にデータを公表し、経済は引き続き著しい下降圧力に直面し、今年上半期の経済状況は2009年の衰退以来の最悪になるとした。
観光業に影響