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発信時間：2019-09-01 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

　音声コンテンツが近年、中国で人気を集めている。艾媒諮詢（iiMedia Research）が3月に発表した報告によると、2018年の中国のオンライン音声コンテンツのユーザーは20％増の4億2500万人に達した。モバイル動画やモバイル書籍リーダーなどと比べて、オンライン音声コンテンツ業の成長は速い。

　北京市内の大学に通うシンシア・チョウさんは就寝前に音声コンテンツを視聴するという習慣を5年続けている。彼女は、音声コンテンツを見て学べることもあると話す。そのため、多くの人が通勤中や就寝前などに視聴する。

　多くのコンテンツ制作者はこの業界の巨大なチャンスに目をつけ、音声コンテンツ制作に転向した。低コストで直接流通させることができ、視聴者の潜在力が大きいためである。

　AirPodsイヤホン、スマートスピーカーなどのスマート機器とインターネット技術の急発展は音声コンテンツ産業の発展を後押しした。中国で、オンライン音声コンテンツ市場の競争は激化している。西側諸国の多くの無料ポッドキャストと異なり、中国の音声コンテンツサイトは若者に課金してコンテンツを視聴させる傾向にある。

　音声コンテンツを視聴する人や制作する人が増え、同産業は繁栄することが予想される。しかし、コンテンツの質に対する要求が高まり、今後数年、コンテンツ制作者と企業の間で競争が激化すると見られる。

 

「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年9月1日

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