深圳証券取引所は9月1日、深圳上場企業の2019年中間決算について記者会見を行った。記者会見で、 深交所の報道官は、8月31日時点で、ST長生を除く深圳上場2178社の半期報告書が全て開示されたことを明らかにした。
データによると、深圳上場企業の上半期の営業収入は合計で前年同期比9.36%増の5兆9530億5900万元に上り、純利益は0.87%減の4079億6100万元で、大幅増益だった前年同期の水準からほぼ横ばいとなった。
深圳上場2178社のうち、87%に相当する1892社が黒字、57%に相当する1240社が前年同期に比べ増益となり、40%超に相当する519社の増益率が20%を超えた。
優良(ブルーチップ)企業をみると、深圳上場の優良企業は主要事業に注力して堅実な経営と着実な営業を進め、大規模な営業収入と純利益をベースに良好な成長トレンドを保った。
統計によると、「深証100」指数構成企業の上半期の営業収入は前年同期比15.3%増の1兆9688億元で、深圳上場企業全体の32.86%を占め、純利益は9.84%増の1851億元と、全体に占める割合が45.38%に達した。「深証100」指数構成企業は、平均の業績規模と増益率がいずれも全体平均を大幅に上回り、名実ともに資本市場の「安定装置」となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月2日