中国生態環境部は8月30日に定例記者会見を開き、中国の気候変動対策の進捗状況を明らかにした。
炭素排出強度の抑制において、2018年の中国の炭素排出強度は2005年に比べ45.8%低下し、温室効果ガスの排出が急増する流れが転換した。エネルギー消費に占める非化石エネルギーの割合が14.3%に達し、「第13期5カ年計画(十三五)」気候変動対策の目標を実現し、2030年までの「自国が決定する貢献(NDC)」を行う基盤が築かれた。
今後の主要任務について生態環境部気候変動対策司責任者は、炭素市場の建設で、市場メカニズムによる温室効果ガス排出抑制の作業を軌道に乗せ、「炭素排出権取引管理暫定条例」の立法を進めると共に、「全国炭素排出権割当総量の設定及び分配方案」の修正を行い、全国炭素市場の制度構築、インフラ建設、能力構築を加速すると説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月2日