中国国家統計局が先ごろ発表した2019年8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.5で、前月に比べ0.2ポイント低下した。一方、非製造業商務活動指数は53.8と、前月を0.1ポイント上回り、中国の非製造業は全体的に拡張トレンドを保ち、成長率が小幅に加速したことが示された。
非製造業商務活動において、産業別で、サービス業商務活動指数は前月を0.4ポイント下回る52.5と、サービス業の拡張ペースは若干減速した。業種別で、鉄道運輸業、電気通信・ラジオ・テレビ・衛星伝送サービス、インターネット・ソフトウエア・ITサービスなどの商務活動指数は、景気が比較的良いことを示す58.0以上となり、業務活動は活発に行われている。道路運輸業、その他金融業、不動産業の商務活動指数は好不況の分かれ目となる50を下回った。建築業の商務活動指数は61.2で、前月に比べ3.0ポイント上昇し、建築業は景気が上向いている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月2日