生態環境部は8月30日に定例記者会見を開き、中国の気候変動対策の進展状況を紹介した。近年、中国は炭素排出強度を大幅に引き下げ、2018年の排出強度は2005年比で45.8%減少した。今後、全国の炭素市場関連制度の構築を推し進めるという。
炭素排出強度の抑制について、2018年、中国の炭素排出強度は2005年比で45.8%減少し、温室効果ガス排出量が急増するという局面を打破し、非化石エネルギーがエネルギー消費量に占める比率は14.3%に達した。
今後の作業について、生態環境部気候変動対策司の責任者は以下のように述べた。炭素市場の構築について、市場メカニズムで温室効果ガス排出を抑制する作業の位置づけを堅持し、『炭素排出権取引管理暫定条例』の法制化を積極的に推し進め、『全国炭素排出権割当量設定と分配プラン』を整備し、全国の炭素市場関連制度の構築、インフラ建設、能力構築を急速に推し進める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年9月2日