中国は貿易の「友達の輪」を拡大 貿易相手は230国以上に

中国は貿易の「友達の輪」を拡大 貿易相手は230国以上に。

タグ:貿易大国 経済強国

発信時間:2019-09-04 15:09:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  第2回輸入博覧会が11月に上海で開催される。不足の経済から貿易大国へと華麗な転身を遂げた中国は、経済強国を目指す改革開放措置も引き続き進めている。


 世界の貿易規則は大きく変化している。傍観者、追随者から参与者、維持者、制定者へと変わった中国の経済規模は増加し続け、世界経済に大きな影響を与えるようになっている。


 1978年から2018年で、中国の貿易パートナーは約40カ国から230カ国に増えた。「一帯一路」提唱を打ち出してから、中国と沿線国の貿易関係は緊密化している。2013年から2018年の中国と「一帯一路」沿線国の貨物貿易額は6兆ドルに達し、年間平均4%増加し、中国の同期の貨物貿易の全体的な伸び率を上回り、貿易総額に占める比率は27.4%になった。


 専門家は、中国の優位性は主に規模の面にあり、質、効果、イノベーションなどの面にはまだ多くの弱点があると考える。今後、貿易の動力転換と構造調整を加速し、貿易競争の新たな優勢を形成し、貿易の量の拡張から質の向上を推し進め、中国品質、中国ブランド、中国サービスを構築し、貿易の「大から強へ」を実現する必要がある。


積極的に計画 新たな試練に直面


 貿易産業のグレードアップ過程において、不安定、不確定な要因は無視できない。


 まず、世界の経済成長率が鈍化している。モルガン・スタンレー華鑫証券のチーフエコノミストの章俊氏によると、2018年中期以降、世界の経済成長は下降し、資本支出周期は停滞し、企業情緒は近年の低水準に低下した。貨物貿易の軟調な伸びは需要低下を意味し、下半期の世界の経済成長率も大きな下降圧力に直面する見通し。


 また、貿易関係の不確定性、反グローバリゼーション、保護貿易主義が台頭している。工銀国際のチーフエコノミストの程実氏は、世界貿易摩擦の常態化が進み、短期間で大幅に緩和されることは困難だと示した。2018年下半期以降、IMFが2019年と2020年の世界貿易伸び率を引き下げたこともこの点を反映している。貿易摩擦が市場予測にダメージを与え、投資家の自信などを低下させ、深刻な二次ダメージをもたらす可能性がある。貿易摩擦の常態化は世界の資源配分の乱れ、全要素生産性への影響、構造性改革の逼迫性につながる。

 

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