ブルームバーグ・バークレイズ総合指数への採用に続き、人民元建ての流動性の高い中国国債が2020年2月28日にJ.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラスに採用されることになった。取り入れは10カ月かけて段階的に行われる。
アナリストは、指数採用は外資流入を促し、国債の収益率がその他の主要経済圏を上回る状況下で、中国債券市場の魅力は高まると見ている。
J.P.モルガンは4日、エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラスの資産規模は約2260億ドルで、うち新興市場の国債指数は2020億ドルを占め、今回採用する中国国債の完全採用後のウェイト上限は10%になると紹介した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月6日