中秋の晩は今や、中国の独特かつ一般的な夜となった。東部沿海部でも西部内陸でも、都市でも農村でも、夜の中国が人々の生活を豊かにし、活力を喚起している。
都市では「ナイトエコノミー」が、美しい名刺の役割を果たす。成都は「レジャーブランド」を打ち出し、広州は夜間の飲食を拡充。開封は、評判が高く観客も集まる文化演出ブランドを確立した。
また、「ナイトエコノミー」は、都市の発展を競う新たな「サーキット」にもなった。北京は、具体的措置13項目を発表し、ナイトエコノミーの繁盛を図る。天津は、「夜津城(ナイト天津都市)」の建設を目指し、2019年末までに市級ナイトエコノミーモデル街区6カ所を形成する計画だ。南京は2020年までに、ナイトエコノミー試験区域で新たに増える経営収入が、全市社会消費財小売総額に占める割合を4%前後に引き上げるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月16日