ボーイング:今後20年で中国に新しい航空機8090機が必要

ボーイング:今後20年で中国に新しい航空機8090機が必要。

タグ:新しい航空機 ボーイング

発信時間:2019-09-21 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 ボーイング社が17日に北京市で発表した2019年版『中国民間航空市場展望』報告によると、今後20年で中国に必要な新しい航空機は8090機、価値は1兆3000億ドルになる。また、中国の航空旅客の年間増加幅6%を満たすには、1兆6000億ドル相当の航空サービスも必要だという。ボーイングは、中国に必要な5960機のナローボディ機は国内便と地域便の主力機で、全交付量の7%を占めると予想。ワイドボディ機の需要は1780機に達し、中国のワイドボディ機の規模は現在の3倍になる見通し。中国の急成長する電子商取引と宅配市場は航空貨物輸送の重要な牽引力であり、同期の新規建造する貨物機の需要は230機、改造する貨物機の需要は500機になる。


 中国の1兆6000億ドル相当の航空サービス市場は9350億ドルの地上・貨物サービス、3900億ドルのメンテナンス・エンジニアリングサービス、2000億ドルの運航サービス、900億ドルのマーケティング・企業サービスなどを含む。


 ボーイングによると、中国は世界の民間航空チームの15%を有し、2023年にこの比率は18%に上昇する見通し。それにより、中国は今後10年で世界最大の航空市場になるという。


 またボーイングは、ボーイング機は中国民間航空チームの50%以上を占め、世界各地を飛行する1万機以上のボーイング機に中国製のパーツを使用していると明かした。


 そのほか、ボーイングは、今後20年で世界に6兆8000億ドル相当、4万4040機の新しい航空機が必要だと予測した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月21日

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