エネルギー消費では、石炭中心からクリーン・エコロジーへ、省エネルギーとエネルギー消費削減が進み、集約された高効率な新しい道を歩んでいる。国家エネルギー局の統計によると、新中国成立の当初は、エネルギー資源として豊富だった石炭の全国エネルギー消費総量に占める割合が90%以上を保っていた。第18回党大会の開催以降、エネルギー節約型社会の形成が加速して、伝統的なエネルギー利用方式の転換が急速に進み、クリーン・低炭素へのモデル転換が大きく加速した。石炭消費の割合は9.5%下がり、60%以下という歴史的な水準へ低下した。GDP当たりエネルギー消費は23.3%に低下。一方、非化石エネルギー消費の割合は14.3%に上昇、天然ガス消費の割合は7.8%に上昇、最終エネルギー消費に占める電力の割合は25.5%に上昇した。
70年にわたり、中国はエネルギー技術のイノベーションを続け、エネルギー開放を拡大しており、世界のエネルギーステージで中国の声を響かせている。
エネルギー技術においては、追従と模倣から並走と牽引へ、原動力転換とイノベーション発展が進む新しい道を歩んでいる。70年間の誘致・吸収と自主イノベーションを経て中国は、エネルギーシステム技術装備の水準を持続的に向上させ、世界最大のクリーン石炭発電体系を構築。世界最大規模の電力ネットワークを築き、安全運行の水準と電力供給の信頼性が世界トップレベルとなった。また、深海掘削やシェールガス探査・開発などの技術が重大なブレークスルーを実現し、国際先進水準の重大プロジェクトが生産を開始した。「インターネット+」スマートエネルギー、エネルギー貯蔵、総合エネルゴーサービスなどのエネルギー新技術、新業態、新モデルの育成が加速し、長足の進歩を遂げている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月 2日