観光は観光客に素晴らしい生活を与えると同時に、世界の貧困削減事業にも貢献している。観光業は中国と世界の貧困削減事業において重要な役割を果たしている。中国文化・観光部の李金早副部長は、「観光による貧困者支援は物質、精神面の2つの貧困者支援である。中国は自国の貧困者支援と観光産業の特徴を持つ観光による貧困者支援の道を歩んでいる。アグリツーリズムは中国の農民が就職し収入を増やし、農村経済を発展させ、貧困者を貧困から脱却させる主戦場と中堅力になっている」と述べた。
中国の経験と役割の世界観光産業における地位は向上している。国連世界観光機関の祝善忠執行主任は、「中国は世界の観光業発展において潜在力が最も大きい国の1つで、貧困削減の面への貢献が目立つ。今後、世界観光連盟と国際観光機関がより積極的かつ効果的に協力し、世界観光業の持続可能な発展を促進できるとよい」と話した。
中国が「一帯一路」共同建設を提唱して以後、沿線国との観光分野における協力は注目を集め、観光交流は密接になっている。「一帯一路」には観光資源が濃縮され、世界遺産の80%が集まり、60カ国以上、人口44億人に及び、世界で最も活力と潜在力がある黄金の観光の道とされている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月 2日