中華人民共和国成立70周年祝賀イベントニュースセンターは先般、記者会見を開いた。中国国家発展改革委員会(発改委)副主任、国家統計局局長の寧吉喆氏、財政部部長の劉昆氏、中国人民銀行(中央銀行)行長の易鋼氏が、70年にわたる中国経済の安定的で健全、持続可能な発展の状況を紹介し、記者の質問に答えた。
「70年にわたって中国の経済と社会は飛躍的に発展し、特に第18回党大会の開催後、各種事業が歴史的な成果を上げ、歴史的な変革が生じた」と寧吉喆氏は話した。
社会生産力の解放と発展が大きく進んだ。1952年から2018年にかけて、中国の国内総生産(GDP)は679億1千万元から90兆300億元へと大幅に増加し、実質174倍増となった。1人当たりGDPは119元から6万4600元へと上昇し、実質70倍増となった。
総合国力、社会生産力、国民生活水準も大幅に向上。中国は世界で、経済第2位、貨物貿易第1位、外貨準備高第1位、サービス貿易第2位、外資利用第2位、対外投資第2位の大国となった。2018年の中国の1人当たり可処分所得は1949年比で実質59.2倍増となっている。
経済、社会、エコ文明建設が協調して進んだ。70年にわたり、中国の固定資産投資が急成長を持続し、2018年末時点の鉄道営業距離は13万2千km、うち高速鉄道は3万kmと、それぞれ世界第2位、世界第1位となった。工業化、情報化、都市化、農業現代化も並行して進んだ。