国内外金融機関の公平な競争を促進し、実体経済により良く貢献
2019年第2四半期末現在、外資銀行は中国で外資法人機関を41社、外国銀行支店を116カ所、駐在事務所を151カ所設立している。域外保険会社は中国で外資保険法人機関を59社、駐在事務所を131カ所設立している。外資銀行と保険会社の参加は、中国の金融業に新鮮な血液を注ぎ込み、「ナマズ効果」を効果的に発揮する。銀行業・保険業の競争力の強化を促進する。
司法部立法二局の劉長春局長は「外資銀行管理条例の改正は、外資銀行の事業・経営範囲をさらに拡大し、一部事業の参入条件を和らげ、外資銀行の事業展開により有利な条件を提供した。例えば外資銀行は開業時に現地・海外通貨建て事業を同時に展開できる。これは外資機関が発展空間を拡大し、経営の活力を高める上で有利だ」と述べた。
中国銀行保険監督管理委員会の劉福寿首席弁護士は「さらなる開放拡大により、公平で一致した市場環境を構築する。これは中国の銀行業・保険業の十分な競争を促進し、株主構造を改善し、株主の行為を規範化する。合理的で多様な市場体制を形成する」と話した。
劉長春氏は「2つの条例の改正は、外資銀行及び保険会社の設立と経営に、より緩やかで自主的な制度環境を提供した。より多くの機関が中国での経営に進出し、金融市場により多元的な商品とサービスを提供する。より良く実体経済に貢献し、多くの金融消費者に貢献する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月19日