「スマート、コネクティビティ」、工業発展の新トレンドに

「スマート、コネクティビティ」、工業発展の新トレンドに。

タグ:中国工業

発信時間:2019-10-20 11:31:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 第21回中国国際工業博覧会が上海で開幕した。今年は「スマート、コネクティビティ——産業の新たな発展にエネルギーを注ぐ」をテーマとし、現在の工業分野の最新の発展成果を集中的に展示する。


 博覧会の現場を訪れた多くの来場者は、スマート化とネット化が現在の製造業発展の新たなトレンドになっていることを感じたと話した。


 同博覧会に初出展となった京東工業公司は現場で、製鉄所のミニチュアを設置した。管理プラットフォームにより製鉄所の設備を統一的に連結させ、統一的な管理を行う新たな運営モデルを示した。


 京東企業業務工業製品部門の責任者の丁徳明氏は「当社は多くの取引先に設備を提供しているが、これは壊れる可能性があり、いつ壊れるかも分からない。しかしIoTのデータ入手を通じ、取引先の製品データのビッグデータ分析を行うことで、この部分がいつ壊れるか、あるいはいつ壊れる可能性が高いかを予測・判断できる。事前にスペアを準備し、処理することができる」と説明した。


 5G技術の発展により、IoTの自動車産業における応用も近年、徐々に普及している。上汽集団の従業員によると、今年の博覧会で展示された5GスマートトラックはIoTのサポートを受けることで、設備の統一的な連結管理が可能で、上海洋山深水港の一部区間の自動運転とコンテナ輸送が実現できるという。


 上汽集団商用車技術センター副チーフエンジニアの黄斌氏は「これが主に実現する機能は、コンテナを埠頭のAポイントからBポイントへの自動運転輸送だ。当社は5Gの技術を利用し、車両とスマート設備のリアルタイム連結を実現する」と述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月20日






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