中国の外資利用が良好な動きを維持、規模と伸び率が安定的に推移

中国の外資利用が良好な動きを維持、規模と伸び率が安定的に推移。

タグ:中国外資利用

発信時間:2019-10-21 14:31:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 UNCTADが発表した「2019年世界投資報告」によると、2018年は世界の外国直接投資が3年連続で減少し、1兆3千億米ドルと、2008年の世界金融危機以来の最低水準に落ち込んだ。「世界の貿易投資の伸びが鈍化するなか、中国の外資利用は依然として目覚ましい成果を上げている」と張菲氏は語る。

  

 中国ハイテク産業の外資導入状況は高成長を維持している。19年第1-3四半期の実質外資利用額は前年同期比39.8%増の2038億元で、全体に占める比率は29.8%に達した。ハイテク製造業の実質外資利用額は、同13.7%増の746億元。ハイテクサービス業の実質外資利用額は、同61.3%増の1292億元だった。


 中国国際経済交流センターの張燕生氏は、「中国には整った製造業の体系があり、それに伴う優位性も顕著で、220種以上の工業製品が生産量で世界一の地位にある。持続的に安定拡大する国内消費市場があり、投資の余地も広い。すでに世界のイノベーション大国となり、技術革新レベルが飛躍的に上昇、質の高い人材が充分に確保されている。インフラネットワークが整備され、物流コストも一段と低下した」とし、「これらの優位性は、中国が新たな国際的産業移転で一段と競争力を備え、世界の高度な革新的要素を呼び込み・集積し・整理統合するとともに、外資の質と総合的利益を向上させて利用するうえでプラスに働く」との見方を示した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月21日



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