第13期全人代常務委員会第14回会議は23日、「国務院の2018年度国有資産管理状況に関する総合報告」を審議し、中国国有資産管理の最新の「成績表」を披露した。
総合報告は各種国有資産の明細を示した。
・2018年の全国国有企業(金融企業を除く)の資産総額は210兆4000億元、負債総額は135兆元、国有資本権益総額は58兆7000億元。
・2018年の全国国有金融企業の資産総額は264兆3000億元、負債総額は237兆8000億元で、17兆2000億元の国有資産を形成。
・2018年の全国行政事業性国有資産総額は33兆5000億元、負債総額は9兆9000億元、純資産は23兆6000億元。うち行政単位資産総額は10兆1000億元、事業単位資産総額は23兆4000億元。
・2018年の全国国有土地総面積は5億552万7000ヘクタール、国有林面積は8436万6000ヘクタール、全国水資源総量は2兆7462億5000万立方メートル、内河及び領海面積は38万平方キロメートル。
中国財政科学研究院の白景明副院長は「これらの明細は、過去1年に渡り国有資産の蓄えがより豊かになり、資産負債状況の管理がよく行われ、国有資産の価値の維持及び向上がよく実現されたことを示している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月24日