北京・天津・河北及び長江デルタという2大経済エリアを結ぶ京滬高速鉄道は、最も利益率の高い高速鉄道でもある。目論見書によると、京滬高速鉄道の2016-19年の1-9月の売上高は262億5700万元、295億5500万元、311億5800万元、250億元。純利益は79億300万元、90億5300万元、102億4800万元、95億2000万元。今年第1-3四半期の純利益に基づき計算すると、1日あたり3487万元稼いだことになる。
資産規模を見ても、京滬高速鉄道は大規模だ。今年9月30日現在の資産総額は1870億元、負債総額は273億元で、親会社の株主に帰属する権益は1597億元、資産負債比率は14.62%。
目論見書によると、中国鉄路投資有限公司が京滬高速鉄道の49.76%の株式を保有し、支配株主となっている。中国鉄路総公司が改組され成立した中国国家鉄路集団は、中国鉄路投資有限公司の100%の株式を保有しているため、京滬高速鉄道の実質的な支配者となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月28日