第2回中国国際輸入博覧会が11月5日から10日まで上海で開催される。
ザンビアはアフリカ地区で唯一の主賓国として今年の輸入博覧会に参加する。代表団を率いて2度目の参加となるザンビア商工貿易相のクリストファー・ヤルマ氏は「ザンビアにとって栄誉で得難い機会になる。中国が提供する良好なプラットフォームに感謝し、輸入博覧会のプラットフォームを利用してザンビアを世界へアピールし、両国の通商交流を促進したい」と述べた。
今年はポーランドから40社余りの企業が輸入博覧会に参加する。ワルシャワ商会会長のマレク・トラジェク氏は、民衆が国を理解する最も直接的な手段が商品になると指摘。「ポーランドと中国の産業構造は非常に強い相互補完性を持ち、ポーランドの多くの高品質な農産物、化粧品、インテリア製品が中国市場で素晴らしい販売実績を残している。より多くの『ポーランドインダストリー』が輸入博覧会を通じて中国市場に参入し、互恵とウインウインを実現したい」と話した。
日本のパナソニックは輸入博覧会について、中国の消費者に最新製品を展示する重要なプラットフォームと捉えている。パナソニック中国・北東アジア社の本間哲朗社長は、今年の輸入博覧会で同社展示ブース面積が1000㎡に上り、昨年に比べ3割増えることを明らかにし、傘下にある中国企業約70社の最新製品を集中的に展示する意向を示した。「中国は当社にとって重要な消費市場で、今後は重要な研究開発拠点にもなる。中国は、特に理工系を中心に高等教育を受けた人材が多い。これは中国が発展するための非常に大きな優位性の一つになるため、われわれは中国の発展を有望視しており、中国のパートナーと提携しながら進みたいと考えている」と説明した。