5G、AI通訳機、巡回ロボット――多くのハイテクが第2回中国国際輸入博覧会の全過程をサポートし、来場者の体験を改善する。
5Gが「四つ葉のクローバー」をフルカバー
5Gは昨年、第1回輸入博覧会で「小手試し」をしていた。今年は5Gネットワーク及び応用が全面的に浸透する。
上海市経済・情報化委員会の発表によると、輸入博覧会が開催される国家会展センター及び周辺地域では現在、5Gネットワークがフルカバーされている。また4つの5Gをテーマとするシーン、17件の5G応用プロジェクトを構築し、5Gが第2回輸入博覧会で全面的に力を発揮できるようにする。
各通信事業者は「四つ葉のクローバー」と呼ばれる同センターで、多層的・複合型のネットワーク建設プランを策定した。同センター内部及び周辺で2795の5G室内小規模ステーション、130の5G大規模ステーションを設置した。通信事業者は大規模建築物の室内5G信号の相互不干渉、切れ目なき切り替えなどの技術の難題を解消した。既存のネットワーク設備を全面的に取り替え、会場内のネットワークを完全に新しくした。
通訳機、12言語の交流をサポート
世界各地の業者がいかに交流するかが問題だ。中国国際輸入博覧局によると、今年の出展企業が予約した通訳の数は前年比で20%弱増加し1061人にのぼった。そのため今年は83カ所の問い合わせ窓口に通訳機を準備した。説明に従いナンバーをダイヤルすると、サービス担当者が12言語の通訳サービスを提供する。多言語の問い合わせ、案内、ビジネス交流をサポートする。ボランティアが使い方を案内する。