ロボットが会場を案内
大きな目で親切に質問に答え、時には冗談を織り交ぜる。今年新たに追加された20台のロボットが、会場の「人気者」になる。これらのロボットは4つの入口、VIPルーム、人の集まる場所に設置される。情報を発表し、問い合わせに応じる。さらに人物を自動的に認識し、挨拶の言葉を口にする。展示エリアの分布、イベントの予定、交通情報などの質問に回答する。
動画で遠くからでも商談
博覧会の最終目的は契約成立だ。今年の輸入博覧会は3日間の需給マッチングを開催する。すでに国内及び約90の国・地域の数千社から申請を受けており、全7つの展示エリア・業界が網羅された。
今年の需給マッチングは初めてセルフ端末を導入した。出展企業は交渉の日程・計画と、事業協力を希望する企業を見ることで、商談の意向をカスタマイズできる。国内の一部の業者は上海の会場を訪れることができないが、この問題を解消するため遠隔動画マッチング専用エリアが設置された。全国8都市でサブ会場が設置され、動画によりメイン会場の域内外業者と商談できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月4日