中国・NZ政府は4日、両国が正式に自由貿易協定(FTA)の改定に関する協議を終了したと発表した。両国は2008年にFTAを締結した。これは中国が初めて先進国と締結したFTAだ。ロイター通信によると、NZのアーダーン首相は4日、「これにより、改定後のFTAは引き続き、中国にとって最良の協定になる」と表明した。
双方は2016年11月にFTAの改定に関する協議を開始した。情報によると、協議はこれまでの税関手続き及び協力、原産地ルール、貿易の技術的な障害などの改定を行った。電子商取引、環境と貿易、競争政策、政府調達などの内容を追加した。双方はさらにサービス貿易及び貨物貿易の市場参入、自然人の移動及び投資などで新たな合意に達した。
ロイター通信によると、中国はNZにとって最大の貿易パートナーだ。最近の双方の貿易額は年間320億ニュージーランド・ドル以上で、来年の年初に改定版FTAに署名し、文書を発表する見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月5日