上海は2018年に、10万平方メートル規模以上の展示会を42回開催し、関連業種に強い国際的影響力と指導力を持つ。国際的展示会の開催面積は1415万平方メートルと、年間展示面積の4分の3を占め、単一の国際展示会開催規模は約4.7万平方メートルと、5年前に比べて22.4%拡大した。
現時点で、上海の展示会イベントの95%以上は企業が企画運営し、国際的展示会の3分の1は上海以外で商業登記した企業が主催している。これは上海のコンベンション産業の市場化が高度に進んでおり、国内外の展示会企業の競争が激しいことを示している。
これら上海を中心とした統計が物語るのは、コンベンション産業は商品の展示取引と経済技術協力、科学文化交流を一体とした総合的産業として、都市競争力と文化的影響力、地域のけん引力、総合的実力を高める重点産業であるとともに、国家の開放のイメージを表し、世界協力を推進するための重要なプラットフォームにもなるということだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月5日