中共中央と国務院は高齢化に積極的に対応するため、「国の積極的な高齢化対応の中長期計画」(以下「同計画」)を正式に印刷・配布した。国家発展改革委員会(発改委)の責任者が、同計画の関連状況に関する記者からの質問に回答した。
問:シルバー経済の発展がチャンスを迎えているが、同計画にはどのような取り組みが含まれるか。
答え:経済・社会の発展水準の向上に伴い、高齢者に適した商品の需要がより多様化・多層化している。同計画はシルバー経済発展の取り組みにより、高齢者用のサービスと商品の効果的な供給の増加を促す。
まず、高齢者商品市場の質向上と拡大を推進する。高齢者に適した生活用品市場を積極的に開発し、高齢者の機能補助製品市場の発展を加速し、スマートなヘルスケア商品を開発する。リハビリ機器の普及を促進し、在宅・コミュニティもしくは養老サービス機関におけるリハビリ機器の設置及び使用ガイドを研究・発表し、リハビリ機器のコミュニティへのリース及び回収・再利用サービスを試験的に実施する。
次に、養老サービス業の融合発展を推進する。養老サービス業と教育訓練、ヘルスケア、スポーツ、文化、観光、家事などの幸福産業との融合発展を促進する。高齢者の需要を満たす健康養老、養生旅行、文化・娯楽活動などのサービスを絶えず提供する。養老サービス川上・川下産業関連の教育訓練とプラットフォームの建設を推進する。サービスの質を絶えず高め、サービス体験を改善し、効果的な供給を拡大する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月22日