台湾メディアによると、貿易戦争の影響は米国人の日常生活にも影を落としており、感謝祭(サンクスギビング・デー)も例外ではない。
台湾「経済新聞」は28日、米貿易データ分析会社Panjivaによると、米国の感謝祭前後の関連商品の輸入の変化を通じて、貿易戦争の影響はすでに感謝祭にも及んでいるようだと報じた。Panjiva社アナリストのロジャース氏は、10月31日までの過去5カ月で、感謝祭関連商品の輸入は前年同期より11.3%減少しており、感謝祭向けの陶器、装飾品、ターキー・フライヤー(七面鳥専用の揚げ物設備)なども含まれると分析した。
統計によると、昨年は感謝祭関連商品の約75%が中国本土からの輸入品だったが、今年はその比率が21%の大幅減となった。
なかでも、ターキー・フライヤーが貿易戦争の影響を持続的に受けており、一部のブランドは昨年9月から追加関税が課されている。Panjiva社によると、米国の10月のフライヤー輸入額は前年同月比で13.5%減少した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月29日