このほか今年は、FTSEラッセルグローバル指数へのA株組み入れ、MSCI指数への創業板上場銘柄の組み入れ、ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合指数への中国国債の組み入れなどの情報が相次ぎ、中国資本市場の対外開放は大きく前進した。
年初に発表された第2回中独ハイレベル財経対話の共同声明では、ドイツと上海の証券取引所がそれぞれの上場企業の預託証券(DR)の相互上場に向けて実行可能性調査を実施することを歓迎すると提起された。
これは「滬徳通」(上海・ドイツ・ストックコネクト)の導入スケジュールも提起されたことを意味する。来年は、中国資本市場と海外市場との相互接続をめぐり新たなブレークスルーが期待される。現在呼び声が高いのは「滬徳通」と「滬新通」(上海・シンガポール・ストックコネクト)で、いずれも実現が待たれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月1日