同紙の分析によると、タイの新車市場は日本車が合計で9割近くを占める「日本車王国」だが、MGのシェアは1-9月に2.5%となりスズキ(2.4%)を抜いた。MGの工場にはまだ生産余力があり、マツダ(6%)や米フォード・モーター(5%)を追いかける。
シェア拡大を目指してMGは8月に、タイで人気の高いピックアップトラックを投入。貨客兼用車として、タイの新車市場の約半分を占めている。
6月にはEVの販売も始めた。中国で生産する車両をタイに輸出している。価格は119万バーツ(約22万7000元)からと、日産自動車の「リーフ(聆風)」に比べて4割ほど安い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月4日