5G商用化が進む 産業チェーンは急発展期に突入

5G商用化が進む 産業チェーンは急発展期に突入。

タグ:5G商用化

発信時間:2019-12-06 13:51:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 5G商用化に伴い、産業チェーンの関連企業は次々と発注し、企業の良好な発展を支えている。


 柏燕民氏は、「ZTEは35件の5G商用契約を獲得し、来年の国内大規模ネットワーク配備の準備を整えている。過去1年で、ZTEは中国移動などの通信会社から5G関連の提携を広く展開し、通信会社の最高規格の5Gネットワーク建設を全力でサポートしている」と述べた。


 ファーウェイの担当者は先日、同社は60件以上の5G契約を結び、40万カ所以上の5G基地局に出荷すると明かした。端末機器については、136種の商品をリリースし、2020年に端末は500種を超える見通しだという。


 5G通信設備メーカーだけでなく、産業チェーン上流のパーツ研究開発会社も準備を整えている。5G基地局のメインボードを開発・製造する崇達技術は先日、今年は下流の景気度の低下などが影響し、同社の1~9月の業績は予想に達しなかったと明かした。しかし、同社はZTEとの提携を進めており、5G基地局のメインボードは10月から大量出荷し、品質は顧客のニーズを満たしている。


機関が関連投資のチャンスに期待


 5G建設が進むにつれ、その背後の巨大な投資と今後の投資方向が市場で注目されている。中国民生銀行研究院は、中国の通信会社5G主体の投資規模は1兆2300億元に達し、4G投資より58%増加し、建設周期は3~5年で、うち2019年から2022年までは投資ピークになると予想する。2019年の投資額は500億から1000億元、2020年は2000億から3000億元になる見通しだという。


 5G産業は産業チェーンが長い、関連分野が広いなどの特徴を有し、同時に上・下流業種を牽引する効果もある。中国民生銀行研究院産業発展研究センターの郭暁蓓研究員は、「5Gは建設期にあり、上流は5Gネットワーク・アーキテクチャー変革を受け、材料と技術に新たな選択が生まれ、再構築の段階にある。中流の5Gネットワーク構造は4Gと比べてやや調整され、光トランシーバモジュールの使用量は増加し、速度も向上する。産業チェーン下流については、5Gは万物接続の新たな時代を迎え、5G携帯電話、高画質動画端末および5Gシーン応用などの産業の将来性に期待できる」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月6日



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