全国森林資源管理工作会議を取材した記者によると、中国の森林率は1970年代初めの12.7%から2018年には22.96%に上昇した。森林面積は2億2000万ha、森林蓄積量は175億6000万㎥に上り、中国は面積と蓄積量が三十数年連続で「2ケタ増」となり、森林資源の増加量が最も多い国となっている。
中国ではここ数年、森林資源の保護と管理が強化されており、森林の質が向上し、生態機能が持続的に改善した。森林植生の炭素貯蔵量は89億8000万トン、水源涵養量は年間6289億5000万㎥、土壌固定量は年間87億4800万トンに上る。5年にわたって中国は林区(森林地域)改革を推進し、林区にある森林資源の持続的な回復と安定拡大を実現し、森林蓄積量の消耗を3150万㎥減らしたほか、作業員の所得を改革前に比べ1人当たり1万4800元増やした。
国家林業・草原局局長の張建龍氏は、今後は森林資源保護発展制度を整え、「林長制(行政の管理責任制度)」を導入する方針を明らかにしている。林地の保護と管理を強化し、国家、省、県という三つのレベルで林地保護利用計画体系を構築し、重点生態区域にある林地の建設用地への転用を厳しく制限すると共に、森林破壊や開墾、違法な林地占用などの行為を厳しく取り締まる。天然林や公益林といった重点資源の保護を強化し、天然林の商業的伐採を全面的に停止し、森林生態収益補償制度を適切に実施する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月10日