最新の統計によると、2018年から2019年上半期までの間に、全国の特色ある小鎮で契約が結ばれたり開業したりしたプロジェクトは約120件、投資額は計1兆元を上回るなど、新型都市化産業の高度化に注目が集まっている。
特色ある小鎮をメインにした文化と観光の供給構造を高度化することによって、都市と農村の融合発展を推進し、年々高まる良い暮らしへのニーズを満たすことが可能となる。安定的な投資、起業の促進、雇用の促進とも切り離せない。
鳩兹古鎮の敷地面積1100ムー(1ムーは約6.67アール)、建築面積は45万平方メートル、投資額は約80億元に上る。「鉄画」と呼ばれる蕪湖市の伝統工芸品や、「宣紙」と呼ばれる宣城市産の書画紙、絞り染めといった無形文化遺産体験プログラムを数多く取り揃え、五感を通じて安徽省の様々な伝統文化を伝える。イノベーションパーク、産業集積地としての役割も担っており、2000人分以上の直接雇用を生み出すほか、1万人分以上の間接雇用の創出につながると期待される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月21日