米イェール大学ジャクソングローバル事務研究所のスティーヴ・ローチ上級研究員は、中国経済の構造改革が手にした成果を高く評価した。「中国の経済成長の質が絶えず向上しており、規模ではなく質の成長を強調するようになった。これは中国経済が長期的に持続可能性を維持する上で重要だ」
ブラジル・リオデジャネイロ州立大学国際関係学科長のマウリシオ・サンドロ氏は、「全面的な改革深化、対外開放の拡大により、中国経済の高品質発展は多国間貿易体制を力強く守った。中国は自ら世界経済ガバナンスの変革に参加し、WTO改革に積極的に参加し、WTO枠組み内の自由貿易を力強く維持した」と述べた。サンドロ氏は中央経済活動会議が、来年「一帯一路の共同建設を着実に推進する」としたことに注目している。「中国経済の健全で安定的な発展は、アジア・アフリカ諸国及び地域の成長促進にとって極めて重要だ。一帯一路の共同建設は、ラテンアメリカを含む世界経済に重要な動力を提供する」
『ザ・フィリピンスター』のコラムニストの李天栄氏は、「中国は今や世界2位の経済体で、尽きることなき発展の動力、大きな発展の潜在力、上昇の余地を持っている。現在の世界には不確実性が満ち、保護主義や一国主義などの問題が世界を混乱させている。この変動を背景とし、経済発展が穏健な中国は、不確実な世界に積極的で前向きなプラスのエネルギーを提供した」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月22日