中国の全人代常務委員会法執行検査チームの再生可能エネルギー法施行状況に関する報告書が24日、第13期全人代常務委員会第15回会議の審議にかけられた。同報告書は、2006年1月1日に再生可能エネルギー法が発表・施行されてから、再生可能エネルギーの開発・利用規模が大幅に拡大し、技術・設備の水準が絶えず向上しているとした。
同報告書によると、中国の水力発電・風力発電・太陽光発電の累計設備容量はいずれも世界トップとなっている。2018年の全国の再生可能エネルギー発電量は1兆8670億kWhで、発電量全体に占める割合は2005年より10.6ポイント増の26.7%にのぼった。うち水力を除く再生可能エネルギーの設備容量は2005年の94倍で、発電量は91倍。再生可能エネルギーが一次エネルギー消費量に占める割合は約12.5%で、2005年より倍増している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月26日