中国との科学研究協力の制限、「米国が失うものは大きい」

中国との科学研究協力の制限、「米国が失うものは大きい」。

タグ:国際協力

発信時間:2020-01-10 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国人学者は本当に米国の科学研究プロジェクトに頼っているのか?彼らは、新たな知識を生み出す大きな貢献をしているのか?われわれは最も多く引用される共著論文500本を対象に、どちらの国の学者が第一著者なのかを調べた。共著論文で第一著者が担う科学研究の関連任務は共著者よりも多い。調査結果によると、中国人学者が第一著者の文章は米中共著論文の半分に上るが、米国人学者が第一著者の論文は3分の1に満たなかった。

 

 最後にわれわれは、どの出資機関が米中の科学研究論文を支援しているか調べたところ、公認出資機関10件のうち中国は7つ、米国は3つだった。事実上、中国の機関が支援する論文本数は米国の3.5倍に上る。

 

 ここから分かったのは、「中国脅威論」は複雑な現実が単純化されているということだ。中国との科学研究協力を制限する米国の政策は、米国の科学研究の効率と成長を削ぐことになる。

 

 科学研究を守り、オープンな協力による科学研究の環境を保つことは、依然として極めて重要だ。FBIは中国人の学生と学者に対する監視を大学側に呼びかけたが、調査結果はこうしたやり方に警鐘を鳴らしている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月10日


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