未来の小売業 消費者が「爆買い」するのはどこか

未来の小売業 消費者が「爆買い」するのはどこか。

タグ:小売業

発信時間:2020-01-16 14:21:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


科学技術が小売業に多くの変化をもたらした


 商務部の統計によると、2019年11月の重点企業ネット小売額は前年同期比19.5%増加し、百貨店、コンビニ、スーパーの伸び率をそれぞれ19.8ポイント、11.4ポイント、10.7ポイント上回った。


 経営コンサルティング会社オリバー・ワイマン大中華圏の副取締役パートナーの陳聞氏は、デジタル化とデータ分析により、ニューリテール企業の大量の会員データから消費習慣や傾向などを分析し、客に欲しいものを提供し、適切なカテゴリ管理ができるようになったと話す。


 坪効率は店舗の1平方メートルあたりの年間売上高を指し、実店舗は運営効果の判断に使用する。華泰証券の研究報告によると、中国の伝統的な小売店の坪効率は約1万5000元だが、ニューリテールの盒馬鮮生は5万元に達し、オンライン販売の割合は50%を超えている。その裏には科学技術の貢献があり、ニューリテール企業は仕分け・梱包、在庫管理のスマート化を実現している。


 小売大戦は物流大戦でもある。以前は人が商品を探し、注文が多いと出荷が間に合わず、倉庫の受け入れ許容量を超えることもあった。現在は5G、ビッグデータ、AIなどの技術を利用し、商品が人を探し、注文すると商品がシステムと設備を通して自動でやって来るようになった。無人倉庫のロボットは普通の従業員が1日でする仕事量を2時間で終わらせる。蘇寧物流研究院の栾学鋒副院長によると、「無人倉庫物流基地」では商品が倉庫を出て運ばれるまで、速くて20分ほどでできる。


 多くの百貨店が閉店する中、行列ができる店もある。

<  1  2  3  >  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで