習近平中国共産党中央委員会総書記は14日、中央全面深化改革委員会第12回会議を主催しました。会議では、「新時代における社会主義市場経済体制の完全化のスピードアップに関する意見」など多分野の改革に関する一連の文書が採択されました。また、2020年も課題解決型アプローチを堅持し、一連の重要な改革案を公表していくことが強調されました。
会議はまた、「新た発展理念の全面的貫徹、市場化改革の深化、ハイレベル開放の拡大をはかると同時に、要にあり、基礎的で重要な改革においてブレークスルーを目指す。サービス業の改革開放と発展をさらに推し進め、サービス業の市場参入規制を業種別に緩和させ、監視・管理システムを構築して、重点分野の改革を深化させ、リスク・コントロール・メカニズムの完全化を図り、関連の法律・法規を改善し、供給の質と効率を向上させていく」ことを強調しました。
さらに、「国家ハイレベル・シンクタンク建設の試行を推進し、その政策決定を支える能力とレベルを確実に向上させていく」ことが指摘されました。
「中国国際放送局日本語版」2020年2月15日